釣りを楽しむ上で大切に考えていること
釣り場環境
先ず、釣りを楽しむ為には釣りが出来る場所があって初めて成立します。
昨今、地波止にしろ沖堤防にしろ釣りが出来る場所が制限されてきていまして、それには様々な理由があると思いますが間違いなく『釣り人のマナー』が問われています。
『釣り禁止』や『立ち入り禁止』のところで平然と釣りをしたり、出たゴミをそのまま放置したり、使用した餌で汚れた堤防をそのままにして帰ったり等問題は様々です。
一部の人のそういった行いで、それが【割れ窓理論】となり今まで釣りを楽しめていた場所が『釣り禁止』や『立ち入り禁止』となり釣りの出来る場所がどんどんなくなってしまっているのが現状です。
命を守る
これから釣りを初めてみようと考えられている方に道具と共に先ず購入して頂きたいのは救命具です。釣りをするのであればロッドだったりリールをどれにしようかなと考えると思います。それと一緒に救命具も大切なアイテムです。
川や湖、海でもやはり水難事故は起こっています。楽しむはずの釣りでもそういったことが起こらないとは言えません。万が一に備えて必ず救命具は必要ですし、船釣りや渡船を利用するとなっては必須になってきます。渡船や船釣りの場合はレンタルされているところが大半ですが、陸っぱりで釣りをしたい時に無くては困りますので必須道具と考える必要があります。
渡船利用者
沖堤防で釣りをする場合は渡船を利用し渡るのですが、どこの渡船業者にも利用概要と言うものがあります。
例えば
・駐車場利用について
・受付時間
・注意事項
などホームページがあれば記載されていると思いますし、初めて利用する際は必ず確認が必要です。事前に注意事項を把握し理解した上で利用することがマナーです。
シーズンともなりますと渡船利用者の数も増え大変混雑します。それと同時に問題も増えてきます。普段から利用されている方は熟知した上で利用されていますが、初めて利用される方は勿論、年に数回ともなると利用条件などの変更も考えられますので、トラブルを防ぐ為にも確認は必須です。
事例
私が普段から利用させて頂いてます渡船で起こっている事例を下記に
※防波堤に設備されてます25個の縄バシゴ･浮環は釣人の万が一の安全対策のために､
大阪市港湾局･日本釣り振興会が主体となられ設置されております｡
落水･急病等の緊急時に使用することになってます。
最近、高場と低場の登り降りのために使用した釣人がそのまま片付けず放置する状況が散見されますので、
改めて､緊急時以外の縄バシゴ使用禁止！を徹底させていただきます。
よろしく厳守徹底お願いします｡
※関電波止の高場(外向き)で釣りをする場合､
幅は70㎝と狭いですので､荷物は最小限でお願いします｡
すれ違う時などは危険を伴いますので､
必ず一声かけて､お互いが譲り合い安全に！お願いします｡
※低場で釣りをする場合､
当日の潮位によっては､フェリー等の大型船の通過時に足元が波で洗うことがあります｡
一時的に高場か灯台へ避難して下さい！
ご注意お願いします｡
引用 たまや渡船情報ページ
先にも書きましたが救命具の非着用やゴミの放置、周りの安全確認せずルアーをキャストするなど一部の方のそのような行いで、事故などが起これば個人の問題ではなく利用されている方皆に迷惑が掛かるという事を理解して頂きたいと思います。
釣り場を守る為
このような行いを発見しましたら私はシッカリ注意喚起させて頂きます。今、この場で釣りが出来ているのも長年たまや渡船を利用されてこの釣り場を守ろうと声を上げて下さっていた方や【たまや渡船協同組合】の方達の活動があるからということを大切に考えています。
皆で安全に楽しく釣りをするには、釣り人がお互いに声を掛け合い安全を確保しながら楽しむことが大切だと思います。
釣り場の環境は釣り人が作り上げるのでは無いでしょうか。